あゆみ保育園の玄関を入ると大きなホールがあります。そこにはひと際大きな窓があり、子どもの目の髙さからでも給食室が見渡せます。
保育園の真ん中に給食室がある事で食材、調理している姿、料理の匂いなど、直接感じられるようになっています。
保育中に「今日のご飯は何かな~?」と覗いてみたり、「これは〇〇っていう野菜だよ」など乳幼児問わず、楽しめる場所になっています。
先日は、4歳児が5月にクラスのみんなで植えた空心菜が食べ頃を迎えたので、空心菜を使ってクッキングをしました。
三角巾とエプロンを着けてとても頼もしいです。
空心菜はハサミでチョキチョキと食べやすい大きさに切りました。ちくわはスケッパーというパンの生地を切る道具を使って切る事に挑戦しましたよ。
怪我のないよう配慮しながら、切る作業もみんなで協力して取り組むことが出来ました。
切った食材を電子レンジで火を通し、ごま油と塩昆布で味付けします。袋に入れて、「おいしくなーれ。」と言いながらモミモミして和えました。
その日の給食はいつもより食も進み、おかわりもたくさんしてくれました。
あゆみ保育園では、こういったクッキングに加え、野菜の栽培、とうもろこしやそら豆、玉ねぎの皮むき、そのままの野菜に触れるなど、
日常から自分達が食べる食材に触れることを大切にしています。料理や下準備に関わることで食に興味を持ち、食べることへの意欲につながればいいなと思っています。